株式会社とわは、このたびDX推進室を設立し、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを本格的に開始しました。
身近な課題から始めるDX
DXと聞くと、AIやビッグデータなど大規模なシステム導入を想像される方も多いかもしれません。しかし、私たちは「小さく始めて、着実に成長する」という方針を掲げ、まずは全社員が毎日使う作業日報の電子化からスタートしました。
これまで手書きやExcelで管理していた作業日報を、クラウドベースのシステムに移行。スマートフォンからも簡単に入力・確認できる環境を整えました。導入当初は操作に戸惑う社員もいましたが、丁寧なサポートを重ねることで、今では全員がスムーズに活用しています。
小さな成功体験が生む大きな変化
作業日報の電子化により、以下のような効果が現れ始めています:
外出先からでもリアルタイムで部下の業務状況を把握できるようになり、適切なフォローが可能になりました。
また、月末の集計作業が自動化されたことで、事務作業の時間が大幅に削減。その分、より付加価値の高い業務に時間を充てられるようになっています。
さらに嬉しい誤算として、データの蓄積により業務の偏りや繁忙期のパターンが可視化され、人員配置の最適化にも活用できるようになりました。
一歩ずつ、確実に前進
DX推進室では、この成功体験を基に、次は顧客管理システムの導入、その次は在庫管理の電子化と、段階的に取り組みを広げていく計画です。大切なのは、全社員が「変化は怖くない、むしろ業務が楽になる」と実感すること。
「千里の道も一歩から」という言葉通り、株式会社とわは小さな一歩を大切にしながら、全社一丸となってDXを推進してまいります。お客様により良いサービスを提供できるよう、これからも着実に歩みを進めてまいります。